なぜオフィスデザインにキッチンが選ばれているのか?成功事例から学ぶ
「オフィスにキッチン?」
最初に聞くと、少し意外に感じる方も多いかもしれません。
「家じゃないんだから必要ないのでは?」
そんな声もあるでしょう。
しかし私たちは、お客様のオフィス環境に応じて、可能であれば必ずこうご提案しています。
『オフィスにキッチンを設置しませんか?』
なぜオフィスにキッチンを?
その理由を説明する前に、日本のことわざをご紹介します。
「同じ釜の飯を食う」
この言葉は、寝食を共にし、生活を分かち合うことで深い絆を築くことを意味します。
実はこの考え方こそ、現代のオフィスにとても必要な要素だと私たちは考えています。
“絆”が必要とされる時代
今の時代、仕事は家でもカフェでもできます。
フリーランスや個人事業主が集まって、プロジェクト単位で仕事を進めるスタイルも一般的になっています。
では、あえて「会社組織」で働く意味は何でしょうか?
それは 一つのグループとして目標を達成する力 だと思います。
共に過ごし、共に挑戦し、同じ方向を向いて進む。そこに企業としてのアイデンティティが宿ります。
キッチンがつなぐ人と組織
オフィスにキッチンを設けると、社員同士が食事を共にする場が生まれます。
食卓を囲むことで自然と会話が増え、立場や役職を越えた交流が育まれます。
それはまさに「同じ釜の飯を食う仲間」になる瞬間。
組織の一体感を生み出し、チームで目標を達成するための大きな力となります。
実際の事例から見えた効果
私たちがデザインさせていただいたオフィスでも、キッチンを設けたことで次のような変化が生まれました。
- 忘年会や納会の後に、自然とキッチンのあるフロアに集まり、二次会が始まるようになった(餃子を焼く社員さんが現れ、簡単な料理が始まり楽しい宴会になったとの事です)
- 新卒の就活生を含む求職者向け会社説明会の後、キッチンのあるフロアで食事会を開催できた(緊張してた就活生の顔が緩やかになったとの事です。)
- コーヒータイムや、ちょっとしたお菓子・スイーツをみんなで楽しむ機会が増えた(社員さんがお土産でスイーツを買ってオフィスに戻ると、キッチンのあるフロアでプチパーティーが始まるみたいです。)
いずれも「食」を通じた交流が活性化し、コミュニケーションや会社の雰囲気に良い影響を与えています。
家のように落ち着ける場所としてのオフィス
私がオフィスにキッチンを設置することで狙っているのは、 “家のように落ち着く空間” を演出することです。
オフィスは単に働くだけの場所ではなく、企業アイデンティティや社風をつくる場でもあります。
しかし、社員が常に緊張する空間では、社員が主体の企業文化は育ちません。
だからこそ「安心感のある場所」「仲間と自然に交流できる場所」としてのキッチンが必要なのです。
私たちはその考えのもと、オフィスにキッチンを設けることをご提案しています。
まとめ
オフィスにキッチンを設けることは、単なる設備追加ではありません。
社員同士の絆を育み、会社組織としてのアイデンティティを強める重要な仕掛けの一つです。
私たちはオフィスづくりを通して、働く人たちが 「仲間と共に目標を達成する喜び」 を感じられる空間をご提案しています。
★追記
掲載している写真は、弊社がデザインしたオフィスのキッチンです。
カウンターには自然と人が集まり、コーヒー片手に談笑がはじまる――オフィスに居ながら“家のような安心感”を感じられる空間になっています。

