COLUMN

オフィスデザインを依頼するのはどんな会社?業種・用途・タイミングの実例から見えた共通点

「自社でもオフィスにデザインを取り入れられるの?」そんな疑問に答えるべく、実際にオフィスリノベーションやデザイン設計を依頼される会社の傾向を、KATATIの視点からまとめました。

 

依頼してくる会社の業種は、思った以上にさまざま

「オフィスデザインを頼むのはIT企業やスタートアップだけ」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。

実際の依頼企業の例:製造業・メーカー/メッキ・塗装の加工会社/鉄のリサイクル業/IT・ベンチャー/士業(法律・会計など)/その他サービス業

一見すると「オフィスのデザインとは縁がなさそう」な業種からのご相談も少なくありません。鉄のリサイクルを手がける会社や、特殊な塗装を手掛ける会社など、多彩な顔ぶれが並びます。

 

「いつ」デザインを入れるか?よくある4つのタイミング

  1. 人員増加・オフィス拡張のタイミング

事業の成長とともにスタッフが増え、現在のオフィスでは手狭になってきた。移転や増床のタイミングでデザインを一緒に整えるケース。

  1. 老朽化した本社・拠点の移転・建替え

長年使ってきた建物が老朽化し、新しい場所へ移転したり新社屋を建てたりする機会にデザインを導入するケース。

  1. 支店・工場の新設・リノベーション

新たな拠点を開設するタイミング、または既存の古い建物(築50年の工場など)を購入してリノベーションするケース。

  1. 起業・独立時の新規立ち上げ

お問い合わせとしては一定数あるものの、実際の発注に至るケースは少なめ。費用面の優先度から、事業が軌道に乗った後に改めて相談されることが多い。

創業直後は「まず仕事ができる場所を確保すること」を優先し、デザインは後回しにする会社がほとんどです。そのため、実際に発注が多いのは「事業の成長に合わせた移転・拡張」のタイミングです。「いつか自分たちらしいオフィスを」という思いを、成長後に実現されるお客様が多くいます。

 

都心だけじゃない。地方の企業からの相談も増えている

近畿圏を中心に対応していますが、兵庫県や福井県など、いわゆる都市部から離れた地域からの相談も入ります。

むしろ地方の企業ほど、採用に課題を感じているケースが多く見られます。新卒採用が難しい地域では、「このオフィスで働きたい」と感じてもらえる環境づくりが、採用活動の重要な要素になっています。オフィスデザインへの関心は、都市部の企業に限った話ではありません。

 

依頼してくる会社に共通するもの——「変えたい」という意志

業種やエリア、規模を問わず、相談に来る会社に共通しているのは「会社のイメージを変えたい」「次のステージへ進みたい」という気持ちです。

今のままを維持したいのではなく、何かを変えようとしているときに、オフィスデザインという選択肢が浮かび上がる。

特に多いのが、社歴の長い企業や、二代目・三代目の経営者が代替わりのタイミングで相談に来るケースです。先代から引き継いだやり方を自分なりにアップデートしたい、その表現のひとつとしてオフィスを刷新したい——そういった思いと重なります。

また、製造業やリサイクル業のように、「業種のイメージが実態とかけ離れている」と感じている企業も多くいます。社会的に価値のある仕事をしているのに、外から見たときの印象が古かったり暗かったりする。そのギャップを埋めたいというニーズは、採用だけでなく、近隣住民や取引先への印象にも関わります。

 

最初はリモートで概要ヒアリング。合う・合わないも含めて話します

初回のご相談はリモートで行い、どのような方向性を考えているか、どんな目的でオフィスをリノベーションしたいかを丁寧にお聞きします。

その中で、「設計士も交えたデザイン設計よりも、工務店や施工会社に直接依頼した方がお客様のニーズに合う」と判断できる場合は、その旨も率直にお伝えしています。すべてのご相談がマッチするわけではなく、お客様にとって最善の選択肢を一緒に考えることを大切にしています。

 

「自社にも当てはまるかもしれない」と感じられたら、ぜひ一度お話ししてみてください

製造業でも、地方でも、社歴が長くても——オフィスデザインを活用している会社は、思っているより多様です。共通しているのは業種や規模ではなく、「伝えたいことがある」「変えたいものがある」という気持ちです。

自分たちのサービスや事業に誇りを持ち、それを正しく届けたいと考えている会社。そういった企業と一緒に取り組むことに、私たちはやりがいを感じています。

「うちに合うかどうかわからないけど、話だけでも」という段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。