INTERVIEW
CONTENTS
お客様に聞いてみた!
Vol.2
あべのハルカス33階の
オフィス増床プロジェクトで
社の勢いと創造性を表現!
デザインにかける熱量は
誰にも負けません!
良いデザインをご提案できた手応えはあったものの、私自身あべのハルカスのオフィスビルで空間プロデュースをするのは初めてでした。今回、ほかの設計会社さんにもお声がけしているとうかがっていたので、大手さんが選ばれるんじゃないか……なんて思ったりもしたんです。
正直にいうと、そういう考えが頭をよぎったことはありました。あべのハルカスのオフィスビルに手慣れている会社さんだと、やはり安心して任せられますから。
それでも結果的に、私たちを選んでくださった。なぜKATATIのデザインを採用してくれたのでしょうか?
理由は2つあって、1つは単純にKATATIさんの内装デザインが気に入ったからです。全体的なコンセプトから細部に至るまで、一つひとつに気持ちを込めてデザインしてくださったことが伝わり、それがわれわれに響いた。
もう1つは、KATATIという会社と一緒にお仕事してみたいと思ったからです。今回のようなお取引きの場合、発注する側が「クライアント」、受注する側は「下請け」みたいな構図になりがちですが、われわれは取引先とも「パートナー」として対等にお付き合いしたいという考えが強い会社です。
その意味で、KATATIさんとなら「パートナー」として、今後もいろいろな局面でお付き合いしていけるのではないか。私だけでなく、本プロジェクトに関わった従業員たちもそう感じたからKATATIさんを選んだのではないかと思います。
私も小村と同じ考えです。オフィス増床プロジェクトの責任者として、まずはKATATIさんが提案してくださったデザインを見てあっと驚きました。無難に収めるのではなく、私たちが想像もしなかった内装デザインに、美しさだけでなく設計者の本気度を感じたんですね。
今回、オフィスを増床するにあたって複数の設計会社さんにお声がけしましたが、そのなかで痛感したのは、本気で弊社のことを考えて用意してくれたデザインと、声をかけられたのでなんとなく用意しました的なデザインの違いは一目瞭然だということです。
後者のデザインは見るからに「作業」なんだよね。
そう、両者はまったく違って、KATATIさんはあきらかに前者でした。私たちのプロジェクトに向き合ってくれる本気度や温度感がいちばん高かったので、お仕事をご一緒したいと思った。それが最大の理由ですが、あとは小栗さんがプレゼンの最後に「うちに決めてください!」と言ってくださったのも大きかったですね。
本当に一生懸命考えたデザインだったので、素直な気持ちがそのまま口から出ちゃいました(笑)。
そういう姿勢ってめちゃくちゃ大事だと思いますよ。胸に響きましたから。
ありがとうございます、言って良かったです(笑)。
さっきも言ったように、オフィスビルに慣れた大手さんに任せればこっちも楽だという考えがなかったわけではないんです。特にKATATIさんとは初めてのお取引きになるので、その点で若干の不安があったのは事実です。でも、そこはお互いの熱量とバイタリティ、そしてコミュニケーションで乗り越えられると確信していました。
まるで社内カフェ?
大盛況のコワーキング
プレゼンが終わってから数日後、私たちの案を採用くださると連絡をいただいたときは本当にうれしくて、頭の中が真っ白になりました。ただ、ひたすらうれしかったのは一瞬のことで、そのあとすぐに緊張してしまって。あべのハルカスのオフィスを設計・施工させてもらうんだと、背筋が伸びる思いでした。
KATATIさんにお願いすると決めてから何度も打ち合わせをさせていただいて、最終的なデザイン案が固まるまでにけっこう手間をかけてしまいましたよね。私もこだわりが強いタイプなのでいろいろリクエストしてしまいましたが、すべてに応えてくださって。あれこれ言われて大変だったでしょう。
いやいや(笑)。そうしたコミュニケーションはあってしかるべきものなので、まったく気にしていません。僕たちとしてもみなさんにいろいろなご意見をいただいて、一緒につくっていくんだという気持ちでいましたから。
いま振り返ると、楽しい時間でしたよね。打ち合わせのたびに「次はどんなアイデアを持ってきてくれるんやろう」とワクワクさせてもらいました。
僕も広森さんに「いいねえ」と言ってもらえるとうれしかったです。
そのようにしてお打ち合わせを重ねた結果、増床部のおもな設備はエントランスホール、円形のコワーキングスペース、24名収容の会議室、14名収容の会議室、8名収容の会議室が2つとなりました。
8名用会議室のテーブルはオリジナルを特注するなど、インテリアにもこだわった
会議室の壁にスリットを入れ、使用中なのかどうかが外からわかるつくりに
完成から半年が経ったのであらためてうかがいたいのですが、従業員のみなさんは新しいオフィスをどのように使ってくださっていますか?
どこも余すところなくフル稼働してますよ。
本当ですか? コワーキングスペースも?
コワーキングは特に人気ですね。Zoom用の個人ブースはつねに満席ですし、かと思えばその隣のテーブルでお昼ごはん食べてる子もいる。それが日常の光景になっています。
まるで社内カフェのように自由に使われているというコワーキングスペース
休憩時間にコワーキングで寝てる人もいますよ。
ええっ!
まあ休憩時間なんで別に良いんですよ。コワーキングは社長室のすぐ前にあるから、監視できますし(笑)。
コワーキングでお昼ごはんを食べている方がいらっしゃるのは、私としてもうれしいです。最初の現場見学の際、昼食時は意外とお弁当や買ってきたものをオフィスで食べる方が多かったのが印象的で、周囲に気兼ねなくごはんを食べていただける場所をつくりたいと思っていたので。
昼食時は窓際のボックスシートを使う人もいるけど、コワーキングができてからはそっちで食べる人が多いですね。それから弊社では月に一度、ソリューション部の月次会のあとに全従業員参加の懇親会を開くのですが、それもいまはコワーキングでやるようになりました。本当にいろいろなシーンで使わせてもらっています。
窓際のボックスシート。既存スペースに存在したシートと同じデザインのものを増設した
働く場所なんだけど、働くだけの目的ではなく、いろんなコミュニケーションが生まれる場──というのがコワーキングのコンセプトでした。狙い通りに使ってくださっているようで何よりです。
あと、いまコワーキングの壁に絵を飾ってるじゃないですか。これは従業員たちから自発的に産まれたちょっとした企画なんですよ。
企画というのは?
完成したコワーキングを眺めていたら、ここの壁に絵を飾りたいねという話が出たんですね。どうせならおもしろいことをしようと、各部署が数週間ごとに持ち回りで好きな絵を飾るようになったんです。
つい先日、社長の誕生日があった月は、ある部署の発案で「社長の誕生日」をコンセプトにした絵をつくって飾ってましたね。みんないろいろと楽しいことを考えるなあと感心しました。
まさに部署間のコミュニケーションの場になっているわけですね。すばらしい。
繰り返しになりますが、本当にどこもかしこも余すところなくフル活用しています。今回の増床プロジェクトでは曲線を多用するような遊びのある内装デザインを採用したので、実際に使ってみると多少はデッドスペースや「このスペースは不要やった」という空間が出るだろうなと覚悟していたんです。
ところが実際には、ほとんどデッドスペースがない。これは率直にすごいなと思いました。あえて言えば、オフィスの隅を収納スペースにしたことくらいでしょうか。
いや、収納スペースもフル活用してますよ。足らないくらいなので、無駄なスペースは1ミリもないですね。
